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第二新卒を採用するならここは見たい!長く続く社員はここが違う

いま、第二新卒の市場は増えている

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新卒がすぐにやめることは珍しくない

せっかく採用した社員がすぐにやめてしまった。あんなに採用活動を頑張ったのに採用と教育のコストが無駄になってしまった。新卒の立場からは、企業がどのくらいの費用を投じているのかはなかなか分からないものです。そのため、数日で退職、研修を受けるだけ受けて退職、仕事に慣れてきたと思ったら突然退職など、本当に人事の責任なのか疑いたくなるような事例があるのも事実です。

実際に、新卒がやめていくのは3年で3割以上と言われています。つまり大卒で採用すると25?6歳くらいには最初の転職をしているというわけです。つまり、新卒を採用するときはそのうちの何人かが早期に退職することも視野に入れる方が賢明です。営業も事務も求職者は少なくないので第二新卒でも既卒でも、または普通の中途採用でも反応は少なくないはずです。

第二新卒を採用するメリット

とはいえ、新卒で就職できなかった既卒や、すぐに会社を辞めてしまった第二新卒を雇うのは勇気がいることかもしれません。でも、第二新卒や既卒のメリットは高まっており、経団連は卒業3年以内は新卒扱いとするように呼びかけています。

第二新卒を採用するメリットとして大きいのは未来への可能性と教育コストの低さです。いくら一度正社員になっているとはいえ新卒社員とほぼ年齢は変わりませんし、少なくとも就活を勝ち抜いた経験があるわけです。それなら人材と企業がマッチすれば会社に大いに貢献してくれる可能性も十分あるでしょう。新卒採用では出会えなかった優秀な人材がやってくることも期待できます。

そして、第二新卒ということは前職の内に正社員として最低限の研修を受けていることが考えられます。これなら新卒のように一から育てるコストが要らないので安上がりです。特に営業職は未経験でもうまくいくことがあります。逆に専門事務は覚えることが多いので第二新卒が戦力となるのに時間がかかります。

すぐ辞める第二新卒を見分けるにはこんなポイントがおすすめ

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面接の説明に一貫性があること

一度就職した会社を3年以内やめて転職するのですから、なにかよほどの理由があったと考えたくなります。しかし、第二新卒の転職理由を聞くとなんと食辞めたいと言う理由や、自分のやりたいことができなかった、朝早い・夜遅い仕事が嫌だったといったどこの会社でも通用しなさそうな理由を言う人もいるようで、そうではなく意欲的に長く働いてくれる社員が欲しいものです。

中にはブラック企業と言われるようにこちらも閉口してしまうほどに過酷な労働環境を経ての転職という場合もあります。そこで、第二新卒の採用で大事にしたいのは入社意欲や能力だけでなく忍耐力と誠実さです。それを図るためには面接や書類の一貫性を見ます。

もし、面接のときに書類との齟齬があったり、面接の中で説明が二転三転することがあれば、そのような態度は誠実とは言えませんし、何かミスがあった時に受け入れる忍耐力もないと考えられます。とくに、こちらが痛いところを付いた時にはぐらかしたり逆切れするようであればすぐにやめてしまう可能性が高いです。

レスポンスが早いこと

そして、採用の上で大事にしたいのがレスポンスの速さです。仕事のほとんどは人間関係で成り立っていると言っても過言ではなく一つのメールや電話を無視したことが会社の動きを止め、大きな損害につながることも十分に考えられます。

そのため、実際に話した時はもちろん、メールをすぐに返してくれるか、音信不通にならないかといったことも確認する必要があります。当たり前のこととは思いますが、第二新卒の中には突然辞めてしまう人や、報連相がうまくできない人も多いので採用前に見分けたいものです。

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