ここをカバー!第二新卒の転職における弱点
第二新卒の弱点は早期退職であること
第二新卒が転職活動をする際に最大の弱点となるのが、初めての就職からすぐに退職してしまっている、あるいは転職がきまり次第すぐに退職してしまうという事になります。
また同じことが起こる可能性がある
すぐに仕事を辞めて第二新卒として転職活動をしているということは、また次も少し嫌なところがあったりしたら、すぐに辞めて転職されてしまう可能性があると考えられてもおかしくないのです。そして実際に第二新卒の採用を考える企業の多くは、第二新卒を採用する際に、そういう事を気にしています。
どうせ転職で誰かを採用するのであれば、その人には長くその企業にいてもらいたいと考えるのが一般的です。だから、すぐに辞められてしまっては困るのです。
根気がないと思われることも
もしまた同じように辞められてしまうのではないかとまでは思われなくても、根気がないと思われてしまうことはあるでしょう。たとえば、一度は運よく就職できた第二新卒の人と、ずっと夢を追いかけていたからフリーターをしていたという既卒の人がいたら、どちらが根気があるように見えるでしょうか?
間違いなく後者の方が根気があるように見えるでしょう。根気があるように見える人には、将来性も感じるものです。根気がないとどうしても努力を続けることが難しくなるので、将来的な成長も期待できませんが、根気がある人は、ずっと努力を続けることもできるので、印象がよくなるのです。そうした印象の差は、簡単には埋めることは出来ないでしょう。
弱点をカバーするためにするべき事
では、第二新卒は、どうやってその弱点をカバーして、正社員としての採用を勝ち取っていけば良いのでしょうか?
前向きな転職理由を用意する
まずするべきことは、前向きな転職理由を用意することです。たとえば営業の仕事が向いていないと思ったとか、事務の仕事にやりがいを感じられなかったとかいうような、後ろ向きな転職理由だと、どうしても根気のなさが際立ってしまい、既卒の人の方が印象がよくなってしまいます。
でも、営業の仕事はやりがいを感じるものだったけど、それを通してどうしてもやりたいと感じる事をみつけてしまったとか、事務の仕事は楽しいしスキルも身に着いたけど、もっとユーザーの傍で仕事をすることにチャレンジしたいと思ったとか、そういう理由であれば、前向きなチャレンジにみえるので、印象はそこまで悪くなりません。
何故を掘り下げておくことも大切
その転職理由は、具体的で明確で、かつ強いものでないとなりません。だから、何故転職してその仕事がしたいのかという事に対して答えが用意できたら、そこから「何故?」と3回くらい掘り下げていくようにしてください。何故そう思ったのか?を3回くらい繰り返せば、きちんと具体的で明確で強い理由が用意できるでしょう。
すぐに辞める事が迷惑になることを理解していることをアピールする
正社員として採用された会社をすぐに辞める事が迷惑になることを理解していることが伝われば、また同じようにすぐに辞めると思われることはなくなります。だから、第二新卒の転職を上手くいかせたいと思ったら、すぐに辞めることが迷惑になることを理解していることをアピールすると良いでしょう。それは、転職理由などと絡めると上手く述べていくことができるようになります。
「せっかく採用していただいた会社をすぐに辞めるという事がどれほど恩知らずなことかは理解していたので、第二新卒としての転職活動に踏み切るまでは時間がかかりました。でも、○○という理由でどうしてもこの会社でチャレンジしたいという思いが強くなってしまったので、相談し、転職活動を始めさせてもらいました。」というような流れで述べていくと良いでしょう。
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