介護は資格無・未経験と資格有で給料はこんなに違う!
未経験で介護資格がないと給料が安くなりがちになる!
介護の現場では人手不足か深刻化している為、介護職未経験者で資格を持っていなくてもやる気と熱意があれば他業種からでも転職することが可能です。未経験・資格なしで介護の現場で働くようになると最初は施設利用者の散歩補助や食事補助などの基礎的な介護補助から学び、徐々に入浴補助などの難易度の高い介護にまで関わっていくことがほとんどです。
仕事をしていく上で介護の知識を学ぶことができ、有資格者と同じようにバリバリ働けるようになりますが、資格保有者と無資格の人が同等の仕事をしていたとしても無資格の人の方が圧倒的に給料が低く待遇が悪くなりがちです。他の業界でもよくあることですが、資格のあるなしとでは給料や待遇に差が出るのが現実です。
介護職の中で給料アップやキャリアアップを目指すなら資格取得が鍵となります。保有する資格によっても給料が大幅に変わり、業務内容が肉体労働から知的労働まで幅広く増えます。末永く介護職として働いていくことを考えているのなら、介護資格の取得を視野に入れた方が自分の為になるでしょう。
介護資格ありと未経験・介護資格なしの給料を徹底比較!
介護職でキャリアアップする為に必要な資格は大きく分けて4つあります。介護初級者向けの介護職員初任者研修から始まり、実務者研修→介護福祉士(国家資格)→ケアマネージャーという風に介護職はキャリアアップする為の明確な指標がハッキリとしています。
これらの資格保有者の間でも給料にバラツキがあり、特に介護福祉士やケアマネージャーの資格を保有すれば、より良い待遇の介護職に転職する際に有利となります。それでは未経験・介護資格なしの人と介護資格保有者が実際どの程度給料に差があるのか見ていきましょう。
未経験・無資格者の平均月給は196,432円!一番給料が安いのはやっぱり未経験・無資格者
未経験で介護資格を持っていない人の平均月収は196,432円で他の有資格者の中では数万円低い結果となっています。この数字は平均値で、現実にはもっと低い給料で求人募集している介護施設も多く、中には基本給が14万からという強気の求人情報もあります。また、未経験・無資格の場合、初めは契約社員や派遣、アルバイトという形で雇用されるケースも多く、時給800〜1000円という金額設定が多いようです。
初任者研修の平均月収は212,120円!無資格よりも16,688円高い!
介護職員初任者研修の資格を持つ人の平均月収は212,120円となっています。仕事内容はほとんど未経験・無資格者と同じ仕事をすることが多いですが、それでも給料は1万5千ほどの違いがあります。
介護福祉士の平均月収は236,596円!無資格よりも40,164円高い!
介護のスペシャリストと言われる介護福祉士は職員の中で中核の位置づけになり、平均月収は236,596円です。介護福祉士の資格を取得するには実務者研修の過程を終了し、実務経験3年以上が求められる為、計画的な資格取得が必要となります。
介護支援専門員の平均月収は274,471円!無資格よりも78,039円高い!
介護職の中でもケアプランなどを考え管理職的な役割も担える介護支援専門員の平均月収は他の有資格者と比較しても高めの274,471円となっています。受験資格は介護福祉士よりも厳しく、先に挙げた介護資格保有者で実務経験が5年以上の人、もしくは無資格で実務経験が10年以上の人がケアマネ—ジャーの受験資格を与えられます。
無資格者と有資格者の給料比較まとめ
月給の額
未経験・無資格 196,432円
介護職員初任者研修 212,120円
介護福祉士 236,596円
介護支援専門員 274,471円
以上で無資格者と有資格者の給料の差が歴然であることがわかりましたが、介護職に限らず平均月収というのは都心部の給料によって底上げされていることがほとんどです。就業時は自分の住んでいる地域の平均年収を知る必要があります。また、介護の有資格者であっても派遣やアルバイトなどの非正規雇用で働いている人が大勢います。当然、正規と非正規では収入の差があることを忘れてはいけません。
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