介護の資格一覧と簡単に取れるランキング
介護関係の資格はコレ!介護資格の種類をご紹介
福祉関係の仕事は人手不足により正社員から派遣まで幅広い求人が増え続けていますが、従事するには資格が必要となります。まずは自分が介護、福祉、医療関係の職種でどのような仕事に従事したいかを考えて、自分が関わりたい仕事にはどのような資格が必要なのかを知っておきましょう。介護関係の資格には民間資格から国家資格まで様々な種類があります。これから挙げる介護資格の一覧を見て、今後の資格取得の参考にしてください。
介護関連職の入門資格は「介護職員初任者研修」
介護職員初任者研修とは、始めて介護業界で働く人が取得しておきたい資格です。この資格を保有することで基礎の介護技術を学ぶことができ、在宅介護や施設介護の仕事に従事できます。どちらにしても、介護を必要としている利用者の食事や排泄、入浴などの身辺の生活援助をします。ホームヘルパーの派遣などにも応募することができ、ホームヘルパーとして実務経験が3年以上になるとサービス提供責任者として勤務することが出来ます。
介護福祉士を受験する為に必要な「実務者研修」
従来、介護職員基礎研修、ホームヘルパー1級と呼ばれていた資格が「実務者研修」という資格に変更されました。実務者研修とは、国家資格である「介護福祉士」の試験を受験する為に必ず受講する必要がある資格です。
未経験者でも無資格者でも受講することが可能で、総カリキュラム450時間を経て、筆記試験と実技試験が行われます。カリキュラムの中では基礎から演習を学び、講義内容の中から試験問題が出題されるので、難易度は比較的低め。事実、試験の有無はスクールに委ねられているのもポイントです。
介護関係の資格の中で唯一の国家資格「介護福祉士」
介護のスペシャリストに位置づけられる介護福祉士は介護関連の資格の中で唯一の国家資格です。自宅介護や施設介護に従事したり、生活相談員やサービス提供責任者として働くことができ、転職の際に有利に働く資格です。
介護福祉士の資格を取得する為には大学や専門学校の介護福祉士養成の学科で学び受験資格を得て介護福祉士の試験に合格する方法と、実務者研修を修了し介護福祉士の試験に合格する方法などがあります。合格率は60%前後となることが多いです。
ケアプラン作成などの大切な役目を負う「ケアマネージャー」
ケアマネージャーとは介護職の中でも重要な役割を担うことが出来る資格で、利用者が必要とするケアプランを考えたり、様々な連絡事項を調節管理する大切な役割を担う為、管理職的な役割も強いです。ケアマネージャーには就業において幅広い選択肢があり、この資格持っているだけで転職にも役立ち、それなりの年収も期待できます。一定の実務経験を積めば独立することも可能です。
これらの介護資格が介護職に就く為の一般的な資格となります。この他の介護関係の資格としては以下のものが挙げられます。
- 介護事務(介護施設などにおける事務業務)
- 介護予防(身体機能の低下を予防する為の指導員)
- 福祉用具専門相談員(福祉用具を貸し出す事業所に必要な資格)
- ガイドヘルパー(障碍者の外出補助)
- 心理カウンセラー(相談員やストレス緩和ケア)
- 医療事務(介護施設、病院などの事務業務)
介護資格の難易度ランキング!簡単に取れるのはこの資格!
介護関係の資格で難易度が低めの順に7位までご紹介していきます。
- 1位 「ガイドヘルパー」研修は1~5日間の短期のうえ、無試験で資格取得が可能
- 2位 「福祉用具専門相談員」研修は1~5日間で合格率は100%と言われるほど難易度は低め
- 3位 「介護職員初任者研修」介護初心者向けの資格で最短1カ月ほどで取得できる
- 4位 「実務者研修」450時間のカリキュラムを終えるのがポイント
- 5位 「医療事務」「介護事務」通信や専門学校が多く合格率は60~70%と高め
- 5位 「心理カウンセラー(臨床心理士)」4年制大学+指定大学院を卒業する必要があり、合格率は約60%前後
- 6位 「介護福祉士」合格率が約42~61%とバラツキがある
- 7位 「ケアマネージャー」合格率約15~20%と難易度高めの資格
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