提案力を磨いて稼げるITエンジニアになろう!
ITエンジニアって稼げるの?
ITエンジニアの求人は常にready状態
転職サイトを眺めていると、インターネット系、webデザイン系、アプリケーション開発系と、種類はさまざまですが、エンジニアを大量募集している案件が目につきます。2000年ぐらいから急激に拡大した世界的なIT需要により、新しいIT技術を用いた賞品やサービスが日進月歩で生まれています。
昨日の技術が今日は古くなる・・・というスピード感が早い業界ではありますが、基礎的な技術力を身につけたITエンジニア・システムエンジニア(SE)の需要は依然として高く、常に人手不足となっています。その証拠に、優秀なITエンジニアほど、より高い報酬を求めて転職を繰り返す、というのが業界の常となっているほどです。
ITエンジニアの年収は
ITエンジニアやSEの仕事は実に多岐に渡りますが、手がけるシステムが大規模になればなるほど、そして、革新性という点で、成果物が世の中に与えるインパクトが大きければ大きいほど、関与したITエンジニアやSEの報酬もまた、高くなっていきます。
この業界では、タイトな納期や予期せぬトラブル等に見舞われることも多く、必然的に長時間労働になりがちなところも多く、それゆえの高収入という側面もありますが、一般的なサラリーマンの年収よりはITエンジニア・SEの年収は高いといえるでしょう。ある調査では、平均年収は600万円とのことです。
しかも、年齢にかかわらず、技術力や携わっているプロジェクトによっても報酬は変わるので、まさに実力の世界といえるでしょう。中には20代で1000万円を超える高収入を手にしているツワモノSEもいるほどです。
もっと稼げるITエンジニアへの道
まずは専門性と技術力を磨こう
日々進化するトレンド、ビジネス、そして技術革新の中で、ITエンジニアに求められるのは「ここは任せろ!」といえる得意分野、つまり専門性です。
例えば、インフラについてであれば、主要な製品に対する知見はだいたい持っている、とか、アプリ開発については数10件のプロジェクト経験がある、とか、プログラミング能力においては誰にも引けを取らない正確さ・速さを誇っているとか、もしくは、プロジェクトマネージャー・リーダーの経験が豊富で、マネジメント能力にかけてはどこでも通用するものをもっている、などです。稼げるエンジニアには必ず得意分野が明確にあるものです。
それがあるからこそ、「あの人をぜひプロジェクトに入れてほしい」というクライアントの要望につながり、仕事がコンスタントに、かつ、高単価でもらえるのです。
思考の柔軟性と提案力で付加価値アップ
専門性に加え、ITエンジニアといえども柔軟な思考力とクライアントのビジネスに対する理解が必要となります。世の中のITエンジニアのイメージというのは、パソコンの前にかじりついて、なにやら難しそうな数字を並べ、人とのコミュニケーション能力に欠けていて・・というネガティブなものもあります。
しかし、そのイメージを地で行くようなエンジニアは売れないのです。難しいシステム用語やアーキテクチャを、素人にも分かりやすく解説できるエンジニアとは、クライアントも話しやすく、かつ、頼りやすいはずです。また、クライアントの業界に対する理解もある程度必要です。
ITシステムとは、あくまでビジネスをサポートするための技術なので、ビジネス的な観点からユーザーフレンドリーな仕様を設計することができる提案力も、稼げるエンジニアには欠かせない能力となるでしょう。
エンジニア大量募集の求人が世に溢れている中で、「その他大勢」に埋もれずに、キャリアアップしていくためには、こういったビジネスパーソンとしての素養も意識して身につけていくことがカギになります。
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