技術？トークスキル？システムエンジニアに必要なスキルとは

システムエンジニア(SE）について

求人情報誌を何となく見ているとよく目にする「IT エンジニア」。IT業界に関心のない人たちにとっては、ITエンジニアというワードは「ITエンジニア」という職業だと思っていませんか？

しかし、実際はそうではありません。ITエンジニアは、IT業界のあらゆる職種をひとまとめにした呼び方です。ITエンジニアには、セキュリティ、セールス、サポート、インストラクター など様々な分野が存在しています。そんな中でもソフトウェア開発の専門職という印象が強いのはシステムエンジニアです。IT業界の求人や転職サイトを見るとSE と表記されていることも多いですね。

今の時代ではコンピューターシステムをいろんな分野で導入して活用しているため、ITエンジニアのニーズというのは幅広い場面で求められるようになりました。一言でシステムエンジニアと言っても、いろんな業界や企業によって取り組む仕事内容は様々です。

そのため、システムエンジニアとして企業に就職したいならば、希望している職場のシステムエンジニアがどんな職種に携わるのか？を理解しておく必要があります。自分の希望にあった職場につくことができれば、年収アップの可能性も広がると言えます。

システムエンジニアのキャリアパスについて

システムエンジニアは、ITエンジニアの中でも代表的なポジションです。とても幅広い概念で使われているキーワードです。通常は、入社した後にプログラマの仕事を行って一定の技術を身につけます。その上で、スキルやキャリアを重ねる必要があるのです。また、システムエンジニアは、技術的な仕事をするだけではなく、プロジェクトマネージャーとして 現場を取り仕切るケースもあります。

そのため、その楽しさに目覚めると、本格的にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントとして 転職するシステムエンジニアも珍しくありません。独立するシステムエンジニアもいるので、本人のやる気次第では様々なキャリアパスが 可能です。キャリアパスに成功しているシステムエンジニアは、若くして年収1000万を超えるケースもあります。

何気に問われるスキルはコミュニケーション能力

先ほど取り上げたように、システムエンジニアは、プロジェクトリーダーとしての役割を果たすことも多いです。そのため、コミュニケーション能力があるか？というのはかなり重要なポイントとなります。

システムエンジニアに馴染みのない人たちは、コンピューターの前で粛々と仕事をしているイメージを持っていると思いますが、キャリアアップするに従って、コンピューターの前に張り付いている時間は意外と少なくなるかもしれません。そのぐらい、人とディスカッションをする時間が多いのです。

ITエンジニアが顧客としているのは、基本的には 企業が中心となっています。企業が新しく開発したいと思っている製品や アイデアを一緒に形にしていくのが仕事ですから、企業からのアイデアが急に変わったりすることも珍しくありません。

そんな時には、制作が進んでいるプログラミングや製品を すべてなかったことにして、0から組み立て直さなければならない事も多いのです。そうすると、直接製品開発に関わっている技術者はへそを曲げてしまうこともあるでしょう。しかし、チームリーダーのポジションを担っているシステムエンジニアは、そんな仲間内の ご機嫌もなだめながら クライアントの要望を実現化させていきます。

ITは転職を繰り返す人が多い

どうでしょう？ここまでの内容を聞くだけでも、システムエンジニアがどれだけ大変な仕事なのか わかってもらえるのではないでしょうか？非常にハードな仕事ですから、転職を繰り返すITエンジニアも多いです。いづれは、そのままドロップアウトしてしまうITエンジニアもいるでしょう。飽くなき探究心と コミュニケーションをとることが好きな人じゃないと、勤め上げるのはなかなか難しい仕事かもしれませんね。