仕事内容や年収は？システムエンジニアについて知りたい！

システムエンジニアって どんなことをしているの？

世間の皆さんはシステムエンジニア(SE）に対して一体どのような印象を持っていますか？多くの人たちは、コンピューターの前にびっしりと張り付いて淡々とプログラミングしているイメージを抱いていると思います。

実際は、コミュニケーションを中心にしたクライアントとの打ち合わせが多いのです。今回は、そんなシステムエンジニアの仕事内容について紹介してみたいと思います。

システムエンジニアはこんな仕事！

ITエンジニアの中でも人気の職業の一つはシステムエンジニアです。省略されて SEなどと呼ばれるケースも多いですね。システムエンジニアの仕事は、クライアントからの要求を受けて、クライアントが求めている製品を設計したり、完成するまでのプランを担当したりします。

この時に示す「クライアント」というのは、個人のお客さんではなく、企業です。時には予算を計算したり、人員の確保を行うこともあるので、トータルプロデュース力やマネージメント能力も問われる仕事なんです。

システムエンジニアに必要とされる能力とは？

システムエンジニアになるには一体どんな能力が必要なのでしょうか？主に、次のような能力になっています。

• コミュニケーション能力

技術的な スキルはもちろん必要ですが、なによりもコミュニケーション能力は欠かすことができません。クライアントは必ずしもITエンジニアのように、専門的な知識に長けているわけではありませんから、説明の仕方がたどたどしくなるケースも多いでしょう。

そのような打ち合わせの場面でも、システムエンジニアはクライアントの 要望をしっかりとくみとらなければいけません。また、IT業界の素人にも伝わるように分かりやすい説明をする必要があります。根気強く対人関係を続けなければならないので、人と話すのが苦手な人は向いていないかもしれません。

• 技術能力

多くの場合、システムエンジニアはプログラミングを行う前段階を担当するものなのですが、企業によってはシステムエンジニアがプログラミングまで担当するケースもあります。直接プログラミングを行わない場合であっても、プログラミング担当者と密接したやり取りをしなければならないことに変わりはないので、やはり技術的な能力の理解はないと務まらないでしょう。

システムエンジニアとして求人を探している場合には、いったいどのくらいの範囲まで仕事を担当することになるのか、求人の内容をきちんと 確認しておいてください。

• 冷静な判断能力

ITエンジニアが関わるシステム開発というのは、常にタイトなスケジュールで進行しています。思うように業務が遂行されないケースも存在するので、臨機応変にスケジュール調整を行う冷静な判断能力も必要です。特定のITエンジニアに特別な負担がかからないように、トータル的にマネジメントを行わなければいけません。このような冷静な判断能力は、キャリアのある ベテランエンジニアじゃないと身についていないケースも多いため、マネージメントのポジションとして ヘッドハンティングされたり、転職してくる システムエンジニアも多数存在しています。

システムエンジニアの年収が知りたい！

これからシステムエンジニアを目指す人たちが気になるのは、やっぱり年収ではないでしょうか。年収は、勤めている 企業とかスキルによって変わってくるものですから一概には言えませんが、平均450万円から550万円といったところです。

一言でITエンジニアと言っても、システムエンジニアや プログラマー 、ITコンサルタント など、いくつかの分野に分かれており、それぞれのポジションによって年収も様々です。そのため、年収をアップさせるためにポジションを転職してステップアップを図るケースも少なくありません。