ITエンジニアが転職して後悔する理由のまとめと対策
転職をした後で後悔した理由
人間関係で悩むようになった
転職をする前と後では社内の雰囲気が全く違うという理由で、転職したことを後悔することがあります。
- 上司と合わない
前の会社だと、上司が業務に協力的で相談しやすく関係性が良かったのに、転職した会社では、上司が上から目線の態度を取ることやパワハラに近いような仕打ちを受けることがあります。
上司と合わなくなると、仕事の進め方についてコミュニケーションを取れなくなるため、どのように業務を進めていけばいいのか分からず社内で孤立してしまうことにもつながります。
- 社内の雰囲気に馴染めない
転職した会社では、社内の雰囲気がピリピリしているので、常に緊張感がある状態で仕事をしないといけないということで、プレッシャーがあって同僚にも気軽に質問ができずになかなか馴染むことができないことがあります。
- 同僚が若い
転職してみると同僚は20代が多くいることで、30代で転職したらなかなか馴染めないということがあります。
- 同性が少ない
女性のSEやプログラマは増えてはきたものの、まだまだ女性が少ない職場は多いものです。前の会社では女性が多くいたのに、転職してみると男性ばかりで落ち着かないということや、気軽に話せる相手がいないので居心地が悪いと考えている女性はいます。
年収が下がった
転職してみると、前に働いていた会社よりも年収が下がったので後悔したということがあります。
- 残業代を申請しにくい
ITエンジニアの会社には、残業代を基本給とは別に支給する会社と、最初から残業ありきで超過勤務手当として支給している会社があります。残業代が超過勤務手当として最初から支給されている会社に転職してみると、超過勤務時間に設定されている残業時間を超えて残業しても、残業代を申請できる雰囲気ではなかったということがあります。
そのため、残業代が支給されることはなく、前の会社よりも給料が下がったということがあります。
残業が増えた
ITエンジニアという仕事は、顧客への急な対応や納期に余裕がないこともあって、ほとんどの会社で残業があります。
残業があるのは承知の上で転職をするのですが、前に働いていた会社に比べて忙しくなって、とても多くの残業をしなくてはいけないということがあります。
あまりにも残業が多いと体を壊してしまいますし、社内で働いている社員が少ないという理由から業務量が多いのなら、一人当たりの業務量が減ることは難しいかもしれません。
転職で後悔しないために
ITエンジニアとしてキャリアを築くことを考えると、転職して後悔はしたくないものです。転職して後悔しないためには、気になっていることはどんどんクリアにしておくということが大切です。人間関係は見えにくい部分ですが、若い年代の社員が多いのか、男性が多いのか女性が多いのかは、面接のときに聞くことができます。
また、チームで仕事をするのなら、何人で仕事をするのか誰と一緒に仕事をするのかも面接で聞いてみるといいでしょう。もしくは、社内を見学させてもらって、社内SEなら自分がどこの席で仕事をするのか、その席で仕事をしている社員とは馴染めそうなのかも見ておくといいでしょう。
また、誰が自分の上司になるのかも確認しておくと、この上司とは合うのか合わないのかがある程度分かります。給料に関しては、基本給やその他の条件は求人を見ればおおよその年収は分かります。しかし、残業が多い会社や部署になるのかは、実際に面接に行ってみないと分かりませんので、その辺りは質問しておくことです。
残業が多い会社や部署になるのなら、平均して月にどの位の時間残業しているのか、残業代をしっかりもらえることができるのかということは、求人では見えない部分ですので確認しておくことが大切です。
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