ITエンジニアだからこそコミュ力!今こそ苦手意識を克服すべし

技術一辺倒の人間こそコミュニケーション力が必須

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普段あなたは職場の同僚と積極的にコミュニケーションを取っていますか?SE、PGなどITエンジニアの人間に、このような質問をすると概ね以下二つの回答が多く返ってきます。

「普段は同僚としゃべる事はないが、応対の際には普通に接している…はず」「あまりしゃべらない。会社は仕事をする場所でおしゃべりする場所じゃないから。」無駄口を叩かずストイックに仕事に打ち込む姿勢は尊重されるべきですが仕事をしているのは、あなた一人ではありません。

沈黙は金なりという諺もありますが、あまり黙りすぎるのも考えものです。会議やブレーンストーミングのような場で、積極的に意見を出さずに同調もしなかったり他人から振られてようやく口を開く程では、積極性が弱いと思われたりコミュニケーション能力が高くないのかな?とマイナス評価を与え、年収の伸び悩む要因になる可能性もあります。

ちょっとコミュニケーション能力が弱いと自覚している人やあまり人前で意見を言うのは得意じゃないという人もおられますが転職や求人の応募の際には面接が必ずありますし自分の技術力に絶対の自信を持っているならともかく、IT業界は熾烈な生存競争に晒されておりますからいつ自分の勤め先が無くなってしまってもおかしくはありません。

転職やフリーランスとして独立し、キャリアアップや年収増加を目指すのであれば尚更です。今の内にコミュニケーション能力を磨いておきましょう。

コミュニケーション能力を養う為には?

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ここからは少しずつコミュニケーション能力を養う基本のテクニック二つを紹介します。まずはこの二つからスタートしてみて、プログラムを作るのと同じようにトライ&エラー、そして反省点や改善点を調べて再度トライ!という事には変わりありません。

落ち着いてゆっくりと喋る

自分に自信が無い事や緊張した状態で喋ろうとすると、人間は自然と早口になります。あまり滑舌が良くない方だと、早口で喋る事により相手が聞き取れず再度喋ってほしいと言われて「ああ、自分はやっぱりコミュ力が無いんだな…」と、ますます自信を無くして負のループに陥る可能性があります。

逆に自分に自信のある事や、得意分野をしゃべる時は非常に落ち着いて喋っています。落ち着いた喋り方で話せば、自然と精神的に落ち着き、他者から見たあなた自身を大きく見せてくれます。自分が他者と喋ることが苦手と思っている人ほど、ゆっくりと喋る事を心がけると良いでしょう。

積極的に外部の人間と話してみよう

社内の同僚や上司、家族やプライベートの友人など身近な人間ばかりと喋っているといざ社外の人間や目上の人物と話さざるをえない時に、緊張して舌が回らない事になります。積極的に外部の人間と喋る機会を設ける事が必要です。そんな機会は無いと諦めてはいけません。

ITエンジニアは常時、会社の大小やフリーランスなども問わず様々な勉強会が開催されています。特定のプログラミング言語や最新技術といった専門分野だけではなく今回のようなコミュニケーション能力を磨きたい、新たな人脈の発掘や求人、仕事探しなど勉強会の目的は様々です。

これを生かさない手はありません。まずは自身の得意とする分野の勉強会に、更なる知識の探求も兼ねて行く位の気持ちで行ってみると良いでしょう。

慣れてきたら相手の心理を考えてみよう

今回紹介した二つの方法は、自分一人でも出来るテクニックです。喋ることに慣れてきたら、相手が何を思い、考えているか?を考えながら喋るようステップアップしていってみてください。SEやプログラマ等、ITエンジニアはギーグな方も多く人と喋って相手とコミュニケーションを取ることが苦手と言う人も少なくありません。

ですがコミュニケーションとは言ってしまえば相手に自分の考えや思いを正しく伝え、逆に相手の思いや考えを汲み取る。これに尽きます。最初は失敗ばかりで自己嫌悪に苛まれる事があるかもしれません。

ですが、かのアインシュタインですら実験の9割が失敗だったと述懐しています。まずは失敗してみようという軽い気持ちでコミュニケーション能力を養っていきましょう。

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